Schmitt Flycasting Movie  UG 使用編     
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  Schmitt F91-8/9XX#9番ラインにも対応できる粘りのあるハイパワーロッドです。 FUJI 最高級SiCガイド仕様。 
 Schmitt ダブルハンドロッド その飛距離の秘秘密!

 ● スペイキャストが簡単に出来て、遠くに飛ぶ理由!

 殆どのフライロッドではスネークガイドの為にスカンディナビアン、スカジットタイプの
 スペイキャストは、D ループを きれいに作るなどと言っていますが、これだけ
 スペイキャストの動画が出回っていても D ループのものなど一つもありません。
 後ろで三角になってるものや 殆ど、Vの形のものや、あるいはバックの先端で
 交差した形の捩じれた 三角ループなど、そんなものばっかりです。
 それでも、三角は三角なりに、、V型はV型なりに、ラインに波やウェーブが入らずに
 滑らかで綺麗な形で後方へ伸びているのなら良いのですが
 なかなかそんなものはありません。

 これは、スネークガイドの根元のブランクを擦るように、フライラインが行き来するために
 引っ掛かりや、スムーズな動きが随所で阻害されて起きるので仕方ありません。
 しかも、良く考えればわかることですが、スペイラインの太さが2mmもあるし、素材も
 柔らかいので針金スネークガイドでは大きな抵抗を受けて当然です。

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 スペイキャストで 遠投をするために.........   

 ▼  アンダーハンドキャストというものもあるが、これは超曲者でこの用途は
    小、中河川で手返しよく、ポイントにフライを投入しようとするものです。
    この投げ方は、アンダーハンドを腹部や胸などに引き付けるように
    フニッシュさせて飛ばすもので、ロッドのティップの曲がりを使う程度の
    キゃスティングとさらに言えば、アンダーハンドで下のグリップを
    引き付けて終わることで、当然ラインも近くの水面に向かって突っ込んでいく。
    野球でいえば、空いてる塁(るい)間を狙って投げる感じだ。ただ、コンパクトで
    スピーディーであることは間違いない。

    但し、この投げ方が身に着いてしまった人が多く、スペイキャストで
    40mくらい投げたいと言って教わりに来る人の中で、この投げ方がくせに
    なっている人がいる。
    遠くに投げるべきなのに、ロッドティップを跳ね返す程度のキャスティングで
    しかも、アンダーハンドで手を引き付ければ、そのロッドティップは
    下がった状態でフニッシュする。遠くに飛んで行く前に手前の水面にラインが
    付いてしまうのは当たり前である。ロールキャストよりは少しはましだが
    スペイキャストの遠投はアンダーハンドを引き付けないで、最低でも
    ロッドの止まり角は45度くらいに抑えて、ロッド全部を曲げて投げたい。

    最も、あんなコチョ、コチョ した投げ方で、40m、50m投げれるのなら
    とても、省エネですごいことです。アンダーハンドは近距離用です。
    アンダーハンドが多用されるスィッチロッドなどでは50mの遠投は
    無理だと思います。

    でも、スペイキャストの遠投を目指してる方は、くれぐれも、アンダーハンドを
    胸や腹部に当てて止めるなんてことから脱却するか、手返しの重視で
    近くのポイントへのシュートはアンダーハンド。遠投はしっかりと
    ロッドを止めてフニッシュと使い分けてください。
    もっとも、使い分けは難しく結局はアンダーハンドのくせがついてしまうので
    気を付けなければいけません。

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 紅い矢印 の先を見ると一目瞭然だが、バックキャストの時に
 スペイラインがこのようにロッドに擦れるのである。
 スネークガイドは、前方では半円の先の丸い部分で
 ラインを受け止めて、多少は円滑に動くが
 バックキャストでは、ラインを受け止めるのは
 ロッド表面である。しかも悪いことに、スネークガイドの
 2本の足がロッドで擦れるラインをさらに挟むようにして
 いるので、大きな抵抗が生じる。
 これらが、きれいなバックループを形成しない
 大きな要因である。





 このキャスティングのフニッシュでラインが尺取り虫のように、手前から落ちていくのはスネークガイドの
 問題と、スタート時のベリ-ポークスタイルのラインの扱い方によるものなどが要因である。
 また、使用してるラインの問題もある。





 この様なループから飛ぶラインは、いつも、同じテンションで、軽い感じで遠投できる。
 ラインに、波やつぶれのないきれいな D ループ。 オール SiCガイドでは自然に出来る。


 ラインはブランクから離れた 、世界一摩擦抵抗のない SiCリングの
 中で受け止めるので、ラインの動きもスムーズで、きれいな
 D ループが出来る。ループに乱れや、つぶれ、ウェーブなどなく
 美しい線が出来るのもその結果である。
 もちろん、そのような状態から、前方に放たれたシュートのラインも
 当然、ウェーブのないきれいな伸びを見せながら飛んでいく!



 D ループ、あるいは、乱れのないバックラインから前方に飛ばされたラインは、飛んでいく間も
 スラッグなどが入らず、真っ直ぐ伸びきって力強い。だから飛距離もスネークガイドの比ではない!

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参考  飛距離の出る スペイキャスト!

  キャスティング動画
 
    
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